2024.9.4
vol.22
回鍋肉の素・青椒肉絲の素の開発物語
開発物語vol.22は、「回鍋肉の素」と「青椒肉絲の素」をご紹介します。
お肉や野菜と一緒にフライパンで炒めて混ぜるだけで簡単に本格的な味をご家庭でお楽しみいただけます。
開発担当者に商品化の背景、商品特長について詳しくお聞きしました。
目次
- 「回鍋肉の素」「青椒肉絲の素」の開発担当者はこの方!
- 商品化の経緯
- 「回鍋肉の素」「青椒肉絲の素」の特長
- 今後の商品展開
「回鍋肉の素」「青椒肉絲の素」の開発担当者はこの方!
加工食品部/乾バイヤー
米とインスタント食品を担当しています。
これまでバイヤーとして加工食、日配問わず幅広いカテゴリーを担当し、新商品の開発に携わってきました。
商品化の経緯
<聞き手>
商品化のきっかけを教えていただけますか?
<乾バイヤー>
はい。子育てや仕事で忙しい共働き世帯の増加等、ライフスタイルの変化を背景に「簡便・即食ニーズ」は高まりを見せていました。
更に2020年以降は、コロナ禍の影響や節約志向から自宅での食事や調理の機会が増えたことで、より一層の高まりが見られます。
そのような状況下で手軽に調理ができる「合わせ調味料」は需要が高まっています。
<聞き手>
そうなんですね。
たくさんある「合わせ調味料」の中でもなぜ「回鍋肉の素」と「青椒肉絲の素」を開発されたのですか?
<乾バイヤー>
合わせ調味料の中でも定番メニューが多く、人気が高いのは「中華メニュー」です。
そこでまずは2023年の3月に「麻婆豆腐の素(甘口・中辛)」と「麻婆茄子の素」を発売しました。
これがとても好評だったので、追加アイテムとして今年「回鍋肉の素」と「青椒肉絲の素」を発売しました。
<聞き手>
中華メニューは一から作ると手間や時間がかかって大変なので、合わせ調味料で簡単にできるととても助かりますね!
「回鍋肉の素」「青椒肉絲の素」の特長
<聞き手>
「回鍋肉の素」と「青椒肉絲の素」の特長を教えていただけますか?
<乾バイヤー>
どちらも本格的な中華の味わいをご自宅で簡単に作れることにこだわりました。
競合品と比較した試食を実施し、何度も見直しと検討を重ねました。
「回鍋肉の素」に関しては「豆鼓(トウチ)」のコクと「豆板醬(トウバンジャン)」に、「甜麵醬(テンメンジャン)」も加えることでより本格的でおいしく仕上がりました。更に調理後時間が経っても野菜の水分が出にくいよう工夫もしています。
「青椒肉絲の素」に関しては旨みを出すため「ほたてエキス」と「オイスターエキス」を入れるだけでなく、ガーリックやジンジャーでスパイスも出しました。
<聞き手>
どちらもとても美味しそうでぜひ作って食べてみたいです!
今後の商品展開
<聞き手>
今後の展開で何か決まっていることはありますか?
<乾バイヤー>
はい。合わせ調味料は今後ますますお客様のニーズが高まり、市場が伸びていくことが予想されますのでアイテムを充実させていきたいと思っています。
「回鍋肉の素」と「青椒肉絲の素」に続く中華メニューに関しては、「麻婆春雨」の開発を検討しています。また新しく「和風合わせ調味料」の開発にも着手しており、2025年の初めに3種類発売する予定です。
どんな商品が登場するか楽しみにしてください。
<聞き手>
期待しています。
ご自宅で本格的な味わいを手軽にお楽しみいただける「回鍋肉の素」と「青椒肉絲の素」をぜひお試しください。