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2022.9.21

開発物語vol.17「キッチンペーパー」

キッチンペーパーの開発物語

開発物語vol.17は、前回の「ペーパータオル」の姉妹品であり、お話の中でも少し出てきた「キッチンペーパー」をご紹介します。一見するとペーパータオルと似ていますが、何が違うのか?という点を含めて、くらしモアの「キッチンペーパー」をご紹介します。

目次

  1. 使い勝手の良いキッチンペーパー
  2. キッチンペーパーとぺーパータオル、その違いは?
  3. くらしモア「キッチンペーパー」の吸収力!

「キッチンペーパー」の開発担当者はこの方!

住居関連商品/重信 惇一(しげのぶ じゅんいち)
前回の「ペーパータオル」と同じ、日用品(紙類)、ペット、文具、玩具の担当をしている重信バイヤーです。

使い勝手の良いキッチンペーパー

<聞き手>
キッチンペーパーの市場もペーパータオルと同じように、新型コロナウィルス感染拡大の影響はありますか?

<重信バイヤー>
はい、ありますね。キッチンペーパーの市場も衛生意識の高まりによって伸びていますよ。
外出自粛により家庭での調理回数が増えたことが、市場が伸びた大きな理由ですね。それと、アルコール除菌スプレーを食卓や調理器具などにかけた後、拭き取って使用される方が増えたんですよ。この使い方はコロナ禍以降に増えましたね。

<聞き手>
家庭調理が増えたことや衛生意識の高まりによるキッチンまわり商品の影響は、以前ご紹介した「まな板シート」でもお聞きしました。
ところで、キッチンペーパー=ロールタイプというイメージがありますが、くらしモア「キッチンペーパー」のようにポップアップ式も増えているんですか?

<重信バイヤー>
割合としては、ロール式7:ポップアップ式3ですね。
「ロールタイプは、ペーパーがむき出しだから衛生面で気になる…」という方が増えているんですよ。

<聞き手>
あらゆるところに、衛生意識の高まりを感じますね。

<重信バイヤー>
そうですね。あとは使い勝手ですね。調理中にキッチンペーパーを使う時はすぐ使いたい!という場合が多いと思います。
ロールタイプ式だと片手でロールを押さえて、もう片方でカットするので両手を使いますよね。調理中は調味料やお玉を持って片手がふさがっている場合が多いので、片手でサッと使えるポップアップ式が便利なんです。
ほかには、「収納しやすく置き場所に困らない」、「袋に入っているのでホコリがつかない、水に濡れない」というお声も聞きますよ。

<聞き手>
どれも納得感のあるご意見ですね。

キッチンペーパーとぺーパータオル、その違いは?

<聞き手>
前回の「ペーパータオル」と今回の「キッチンペーパー」。
パッと見ると似ているのですが違いはあると思います。それを教えていただけますか。

<重信バイヤー>
はい、違いは2点ありますよ。
「キッチンペーパー」は蛍光染料を使用していないこと。そして、パルプ100%で再生紙を使用していないことです。
「キッチンペーパー」は、野菜の水切りや揚げ物の油切りなど、口に入る食べ物に触れる使い方をするので、蛍光染料を使用していないんですよ。
再生紙もインクなどの成分が混じることもあるので、使っていないんですよ。

<聞き手>
なるほど!そういう違いがあるわけですね。

くらしモア「キッチンペーパー」の吸収力!

<聞き手>
ではここからは、くらしモアの「キッチンペーパー」の特長を教えてください。

<重信バイヤー>
「ペーパータオル」と同じように、表面に深いしわをつける加工をしていることですね。紙の断面図がアルファベットの「W」に見えることからWクレープというお話をしましたが、「キッチンペーパー」もそうなんですよ。

<聞き手>
その特殊効果のおかげで、食材の水分や揚げ油の油を素早く吸収するというわけですね。

<重信バイヤー>
はい、そうです。
揚げたての鶏肉の唐揚げをダブルクレープ加工とエンボス加工のキッチンペーパーの上に乗せて、吸油の速さを実験したんです。
ダブルクレープ加工のくらしモア「キッチンペーパー」は、余分な油を素早く吸い取り、表面がカラッとなりましたよ。
エンボス加工は、ダブルクレープ加工に比べると吸い取りに時間がかかったので、仕上がりがベタっとなっていました。

<聞き手>
なるほど!料理の仕上がりが違ってくるわけですね。

実際に調理で使ってみようと思い、野菜の水切りをする時に使用してみました。
水洗いした野菜を「キッチンペーパー」で包み、軽く力を入れて水切りしたら、破れることなくしっかり水分を吸収しました。
使い勝手がよく吸収力も高い、くらしモア「キッチンペーパー」をぜひお試しください。