2022.8.31
開発物語vol.16「ペーパータオル~後編~」
ペーパータオルの開発物語「後編」
スーパーやドラッグストアでペーパータオルを見かけることが増えました。一見すると使い捨てのペーパーですが、使ってみるとそれぞれ違います。後編では、くらしモア「ペーパータオル」の特長をご紹介します。
目次
- くらしモア「ペーパータオル」の吸収力!
- 見た目にも分かるふんわり感
- 手拭き以外にも使えて便利
- どこにでも置けるデザイン
くらしモア「ペーパータオル」の吸収力!
<聞き手>
さっそくですが、くらしモアの「ペーパータオル」の特長を教えてください。
<重信バイヤー>
はい、前編で『ペーパータオルは水を含むことが前提』とお話したように、何といっても吸水力の高いことが特長ですね。
ポイントは材質と加工なんですが、まずは材質からお話します。
一般的に材質はパルプ100%が良いといわれていますが、再生紙を使うと吸水性が高くなるんですよ。とにかく吸水力にこだわっていたので、パルプ+再生紙にしたんです。もう1つのポイントの加工については、凹凸の押し型をつけるエンボス加工が一般的なんですが、特殊機械でしわをつけてふんわりと仕上げているんです。このふんわり感が吸水力の違いでもあるんですよ。
<聞き手>
ペーパータオルはザラッとした触感というイメージでしたが、これは本当にやわらかくて気持ち良い肌触りですね。そして、ほど良い厚みもありますね。
見た目にも分かるふんわり感
<重信バイヤー>
店頭価格はほぼ同じで、くらしモアのペーパータオルは1パック80組で160枚入りなんですが、某他社品は100組で200枚入りなんです。
入数だけを比べるとくらしモアは少ないのですが、2つの商品を横に並べてみると写真の通り枚数の多さと商品の高さは逆なんです。
※2枚の写真は、左がくらしモア、右が他社参考品。
<聞き手>
パッと見ただけでくらしモアは約2倍の高さがあると分かりますね。つまり、商品の高さがふんわり感の証明ということなんですね。
<重信バイヤー>
はい、そうなんです。私の場合ですが、手を洗った後に完全に水分をふき取るために他社品だと2~3組使用するんですが、くらしモアのペーパータオルは1組で足りますね。
1パック何組入っているかという数字だけではなく、1回当たりの使用枚数を考えると、お値打ち商品なんですよ。
手拭き以外にも使えて便利
<重信バイヤー>
パッケージに「Wクレープ」と書いているのですが、これはしわが深いことで断面図がアルファベットの「W」に見えることから、「Wクレープ」というそうです。
<聞き手>
ふんわりしていて吸収力も高い!こんなに優秀なペーパータオルは手拭きとして使用するだけではもったいないですね。
<重信バイヤー>
そうなんです。当初、「ペーパーハンドタオル」という商品名で、“ハンド”というワードをつけていたんです。でも、そうなると使い方が手拭きに限定されるのでは??と思ったんですよ。
<聞き手>
確かにそうですね。「ペーパータオル」の方が用途をいろいろイメージできますね。強度も吸収力も高いから掃除にも良さそうですね。
<重信バイヤー>
この商品の特長を活かして、洗面台や水回りの拭き掃除、床やガラス拭きといった掃除など幅広く使っていただきたいですね。
どこにでも置けるデザイン
<重信バイヤー>
使い勝手の良い場所に置いて使っていただきたいので、デザインはシンプルなものにしました。
色や絵柄を派手にするとお部屋の雰囲気から浮いてしまうんですよね…。
<聞き手>
置き場所を選ばないデザインというわけですね。
<重信バイヤー>
シリーズ品として「キッチンペーパー」があるんです。パッケージのベースが赤色で既に発売していたんで、店頭で見分けがつきやすいように、ペーパータオルは水色ベースにして色分けしました。
<聞き手>
重信バイヤーが熱弁されていた吸収力を実感するために、手を洗ってくらしモアと他社品のそれぞれのペーパータオルで拭き比べをしました。
『本当に1枚で両手をきれいにふき取ることができるのかな?』と、そんな気持ちが少しばかりありました。が、実際に拭き取ると1枚で十分でした!しかも肌触りが想像以上にやわらかくて気持ちよかったです。
皆さんもこのふんわり感と吸収力を体感なさって、毎日の生活にお役立てください。